瀬戸もののルーツは平安時代。猿投山(さなげやま)の工人たちが瀬戸の東南部で灰釉を用いて焼いたのがはじまりだといわれています。
この瀬戸焼の名を全国に轟かせたのが、加藤四郎左衛門景正。瀬戸の人が今も「藤四郎」さんと呼び親しむ偉大な陶祖。中国・宋での6年の留学で製陶技術を習得し、帰国後、瀬戸で窯を開き、日本で初めて本格的な釉を施した「古瀬戸」を生み出しました。これを機に、瀬戸の陶器は全国で知られることになりますが、江戸時代初期、九州有田での磁器生産の急成長で衰退の危機にされされます。
この危機を救ったのが加藤民吉。単身有田に渡り、磁器の製法を習得。3年後、瀬戸へその技法を持ち帰り、従来の陶器に加え染付磁器の生産が盛んに行われ、瀬戸に再び活気が戻りました
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